【GW旅紀行⑥】バリ島-Day1-<ジンバラン>至福ビーチ!極上ランチ!…そしてウルワツ寺院で魅惑のケチャダンス\(^o^)/
はい、気づいたら、
あっという間に世間は、
G.W.から夏休みですねー。
そう・・恐れていたことが・・・現実に。
G.W.のインドネシア紀行がまだ半分も
終わってないのに、本日つい先ほど、
夏休み(与那国・小浜島・石垣島に行ってきたYO!)
から戻ってきましたナウです。。・゚・ヾ(*´▽`*)ノ゙・゚・。
もうほんと忘れかけてるんですけどね・・・
せっかく書きかけてたインドネシア紀行。
なんとか完成まで頑張る所存!ということで。
気を取り直してバリDay1から
張り切って再開です〜〜( • ̀ω•́ )✧
6日目 バリ滞在Day1
そんなこんなで、
ジンバランは最高すぎるヴィラからスタートでした。
昼のヴィラの写真も撮っておけばよかったナー。
この超気持ちのいい素敵ヴィラで、今回の旅でいちばんゆるゆるした午前中を過ごす。
この日の予定は、夕方16:00から現地ツアーへの参加のみ。なので早朝から起きてたけど、私も夫もスマホしながら最高に至福のだらだら。家にいる時とほぼ同じ、もはや背景を差し替えただけのコピペ状態。笑
ま、これはこれで至福なんですけどネ。笑
せっかくなのでビーチと、
そしてジンバラン1位のレストランランチ
11時にビーチへ送ってくれる送迎車があるというので行ってみることに。
わー海だねぇぇ〜〜!
と、ひとしきりキャピキャピを済ませると、アラフォー夫婦にとって「海」と言われても・・・・まあ特にやることもないんですよね。笑
観察してると日本より波の迫力がなんだか強い印象。なんていうか重量感というか"圧"が。そういうのがサーファーに人気なのかも。
ひとまず浜辺をてくてく。
サンダルを脱いで、あえて波打ち際ギリギリを歩いてみたり。
透明なカニがちょこちょこいたり。(写真見えるかな?)
どこぞのヴィラのベンチがあったので寝そべって休憩してみたり。
絶品!極上ランチ✨
ビーチを歩いてお目当のレストランへ。
こちらは、トリップアドバイザーでジンバランNo.1のお店!
なぜか他にお客さんいなかったけど、
この旅でいちばんの美味!
インドネシア料理の定番で、お通しによくエビ煎が出てきてたんですが、ここのは自家製ぽくて他で食べたのよりぶっちぎりで美味しい!
パンとバターも、やたら美味しい。
ハゼの竹の葉の包み蒸し
んまーーーーい
美味しいーーーーーーー
前日のPepeといい、バリ島はなんだか白身魚がとっても美味しいですね。ちょっとピーナツバターのような味噌のような味付けがあって。身がふっくら。葉っぱ蒸しすごい!!!
はあああーうっとり!!!
食後にコーヒー頼んだら出てきたデザート。
いわゆる"スィーツ"的なベタベタする系の甘さじゃなく自然の味な甘みで絶品に美味しい。
幸せだねえ〜〜〜〜〜〜!✨
うん、美味しかったね。
このレストラン、食事はもちろん接客もすごく丁寧で気持ちいい。テーブルについてくれたスタッフのお姉さんがめっちゃ人懐こい笑顔で可愛らくて。いろいろ話しかけてきてくれたり。ここでも笑顔パワーがフルスロットル大炸裂。
高級ヴィラの中にあるレストランだけど泊まってない人でもモチロンOK。むしろ宿泊は高そうなので、ランチで立ち寄るというプランが最強な気が◎。さすがトリップアドバイザー1位になるだけある!ジンバラン滞在にピカ1✨おすすめでした。
ランチ後いったんヴィラに戻りちょっとだけお昼寝。
最高最強に至福な「食っちゃ寝」を堪能💖
いよいよウルワツ寺院とケチャダンス
16時になるとローカルツアーのお迎え。
日本語ガイド1人と運転手さん、あともう1組若いカップルさんも一緒に参加でした。そしてまずはウルワツ寺院へ!車で30-40分ぐらいの道中は、ずっとガイドさんが、バリ島の文化や習慣やこれから観るケチャダンスのストーリーを丁寧に解説してくれて、移動もあっという間。
ウルワツ寺院に到着。
写真には入ってないけど、駐車場からあちこちに猿がうろちょろ。食べもの狙ってイタズラしてくるらしく、カメラ眼鏡ピアスなどはよく奪われるので注意とのこと。
ウルワツはバリ島の最上位の寺院。
多神教のヒンドゥー教は、家族・先祖・村・県という単位ごとに祀る神様がいてお寺を建てる(各家庭にも家を建てるときは燈籠みたいなお寺を建てるらしい)とのことで、それはいわゆる管轄システムみたいな感じになってるそう。ウルワツはバリ島全体が管轄になるので、お祭りにはバリ島中から人が集まるんだとか。
へーーー…て簡単に言うけど、、、さっきガイドさんが言ってたけど、、、
バリ島の人口300万人!!!(凄)
そしてバリの寺院はガチでお祈りの人しか入れないので観光客は門の前まで。
中に入るとお祈りスペースがあり脇の通路から覗くとこんな感じ。
オレンジ色の台座は、お坊さんがお祈りを指示する場所。この広場がもう人がいっぱいになるんだって(それにしても300万人は無理だろースゴすぎる…)。ちなみにお寺ごとに年1回か2回それぞれ数日ずつお祭りの期間があるので、バリではほぼ毎日お祭りがあるそうです。
なかなかのパリピですな〜笑
ちなみにバリ島で道を歩いてるとあちらこちらにこういうお供えものが。
ビーチやATMの上にまで置いてある。
なんだろう?と思っていたらガイドさんいわく"悪霊祓い"のお供え物なんだそう。後で地元に住む知人に聞いたところ、適当なところに置いてると現地の人とかに「あ、そこに置いても、そこは'居ない'よ」と言われるんだとか。見えてないものが見えてるのか・・・。ちょっと八百万の神のいる世界という感じでけっこう好きだったりします。
そしていよいよ、ケチャダンス!
ケチャダンスの会場はウルワツ寺院に隣接しているのですが、、、すごい断崖絶壁!!!!!
しかも30分前にいったのに、よく見るとすでに人がいっぱい!!
岩場の道を通り会場の方まで行き、ふと振り返ると先ほどのウルワツ寺院も、なかなかの断崖絶壁の上に。
会場満席ぎゅうぎゅう!
ケチャダンスはけっこういろいろな場所でやってるらしいのですが、バリ島のなかでもウルワツ寺院がいちばん人気というのも納得。
18時。
おもむろに、中央のたいまつに火が灯され、ケチャダンスの男たち入場。
50人の圧巻!たいまつを取り囲んだ男たちの内側がケチャダンスの舞台。男たちはチャッチャッチャッチャッチャッってずっと発声していて手や身体の動きとあわせて舞台装置になってく。しばらくそのまま男たちの'祈り'のようなパフォーマンスが続いて、、
妃シータとラーマが登場する頃には少し空も薄暗く。
ケチャダンスの「ラーマヤナ」物語
ちなみにケチャダンスは「ラーマヤナ」という物語をベースにしたストーリー。ちょっと頑張って描いてみたので、軽く相関図で登場人物を解説。
ラーマ王子:
主人公。魔王ラーヴァナを倒すため人間界に転生したヴィシュヌ神の化身。王様になるはずが策にはめられ城を追われて森で暮らしてる。
ラーマ弟:
ラーマの異母兄弟。一緒に森で暮らし、兄を慕ういいやつ。
シータ妃:
超美人のラーマの妻。天然なのかトラブルメーカーで案の定さらわれる役。まあお話の中の姫様とはそういうもんですね…。
魔王ラーヴァナ:
無敵。悪魔にも神にも倒せない存在。
ガルーダ:
鳥。もともと神様ヴィシュヌの「乗り物」。なのでラーマのお役に立ちたい。
ラーマが友好を結んでる猿王国の軍隊の将軍。白猿。めちゃ強くて不死身。(西遊記の孫悟空のモデルとも)
主人公のラーマは'ヴィシュヌ'という神様の化身。
神々の手に負えない魔王を倒すべく(人間にしか倒せないらしい)人間界に皇子として転生するも、一族の陰謀で宮殿を追放されて、妃と、弟ラクシュマナとともに森で暮らしてるというところから物語がスタート。
そこに現れる黄金の鹿。
あら素敵〜。
あの黄金のシカめっちゃ欲しい!
ラーマ獲ってきてー✨
おっけー!まかしといて!
ラーマは、弟に妻シータ妃を託し、森へ黄金の鹿の狩りに出かける。
が、何日も戻らない。
心配したシータ妃は、弟ラクシュマナに様子を見にいくよう頼むが、弟は兄からシータ妃の護衛を託されているので行けないと断ると・・・
なにそれひどい…涙。
兄が心配じゃないの…。
まさか私と結婚しようと狙ってるんじゃないでしょうね…。
(え……まじすか………)
さすがの弟も、そこまで言われちゃーと、
シータ妃のまわりにお護りの魔術をかけて、
兄の後を追って森へ。
シータ妃が1人になったのを見計らって近づく魔王ラーヴァナ。
しかし弟の護符で近づけない。
ぬぬぬ・・・近づけない。。
ふむ・・・老師に姿を変えて近づくか・・・。
老人の姿で近づき水を求めると、それを見たシータ妃、同情して水をあげようとつい手を差し出してしまう。その魔法陣の外に出た手をつかまれて、シータ妃は魔王にさらわれてしまう。
あーーーれーーーー。(お約束)
さらわれる途中に遭遇したガルーダ。
ぬぬ・・あれは!!
ラーマ殿の妃がさらわれてる!
シータ妃を救うべく空中戦で挑むガルーダ。
しかし魔王の強大な力に敗北。
わはははは・・・100年早いわ!(※個人の妄想です)
シータ妃は魔王の宮殿に連れ去られるが、
手負いのガルーダは、ラーマと弟に知らせに行く。
なにぃィィィィ!!!!
危機を知ったラーマは、最強の将軍白猿のハヌマーンに、自分の指輪を証に渡して妃の救出を頼みに行く。
おっしゃーーーーーまかしとけ!
そしてハヌマーンは宮殿に乗り込み、シータ妃を発見。
おーいたいた。
シータさん、ダンナに頼まれたよ。
ちょっと今は(城の守備力がすごすぎて)助けられないけど、あとで応援軍が来るから待っててなー。
ハイこれ証拠の預かってる指輪だよ。
わーー✨ まじありがとー😂
ほんとだ!これラーマの指輪!!
私のほうも、
無事の証拠に、
このかんざしをラーマに渡して。
そして妃のかんざしを携えてラーマのもとに戻る途中、ハヌマーン、ついでに暴れまくって宮殿を破壊。そしたら怒った魔王の手下に捕らえられてしまう。
周りに火を放たれてしまう。絶体絶命!!!!
やばいいーーーー死ぬーーー。
なーんちゃって!
華麗に復っ活ーーーー!
不死身ハヌマーンは無事に火から抜け出し、火を蹴散らして城をあとにする、というところでフィニッシュ!
〈完〉
・・・・・・て。あれ・・・???妃は???
という感じなのですが実は元のラーマヤナはめちゃめちゃ長い物語で、全7章あるうちのケチャは3,4,5巻の部分を凝縮したもの。なのでちょっと不思議なエンディングです。
バリ伝統のケチャダンス、ダンサーはかなり憧れの高給職なんだそう。男たちの発声と身体だけで舞台装置がつくられて、半径5メートルぐらいの狭いスペースの中で舞踊と物語が展開されるパフォーマンスは独特の空気感で引き込まれる!!からのハヌマーンの縦横無尽に飛びまわるパフォーマンス。確かに誰にでも出来るものじゃない。
ちなみに思いっきり脚色というか、妄想脳内アフレコでセリフつけちゃってますが、基本は舞踊だけでセリフなし。物語が進んで、最後にちょっと小ネタなコメディパフォーマンスとして少しトークが入って観光客を楽しませるスタイルでした。
たっぷり1時間、
ホントとても楽しめて面白かったです!!!
《ちなみにラーマヤナの続きが気になる方はこちら》
ラーマはこのあと、紆余曲折あってようやく宿敵の魔王ラーヴァナを討伐。シータ妃も無地に救出して国に戻って王に即位。しかし、実は魔王ラーヴァナに囚われていた期間が長すぎて(数年だか十数年だか)、帰国後に身ごもったシータ妃について、民衆が貞潔を疑い始める。王であるラーマは、泣く泣く妻を王宮から追放する。追放されて森で双子を産みシータ妃は、自らの貞潔を証明すべく大地の女神に身を託すと、貞潔が証明され、割れた大地から現れた女神に抱かれて大地に消えてしまう(元々シータ妃は大地の割れ目から産まれ出たらしいので母なる女神が連れ帰ったみたいな感じらしい)。悲しんだラーマはその後妻を娶らず亡くなり、天界で元のヴィシュヌ神に戻る。という話らしいです。めっちゃ壮大なローング・ロング・ストーリー。
妄想セリフつけまくってしまいましたが、実際のラーマヤナは、ハヌマーンたち軍団が魔王ラーヴァナを攻め込む本拠地がスリランカ(セイロン島)で現実世界ともリンクしたりしていて、けっこうwikiなどで調べると面白かったりします。
ローカルツアーの最後は、
ビーチでシーフードBBQ
ケチャダンスのあとは、ローカルツアーについてたシーフードBBQ。
失礼ながらあまり期待してなかったものの(最初カピカピのプライドポテトとか来てたので)イカやエビ、平べったい白身魚のグリルとかは意外にも(?)美味しくて大満足!
バリ島の白身魚ってふわふわジューシーで美味しいね!!!!!
お昼のハゼとか、昨日の'Pepe'も美味しかったもんね。
ホテルまで送ってもらって、
この日のローカルツアーは終了。
やっぱり現地ガイドさんがつくローカルツアーは、バリ文化とか理解が深まるので、ちょっと頼んでみるのいいですね。大満足の6日目でした。
そしてバリ島篇は始まったばかり。
まだまだ続きますよ〜〜〜〜〜(たぶん!!)
おまけ:
ケチャダンス動画版。ぜひ音声ONで!